一生懸命練習したのに、絶対できるはずなのに、「本番」になったら心臓がバクバク!手足は震える!、頭の中は真っ白!
そんな経験ありませんか?
「自分は、あがり症だから仕方ない」と思っていませんか?
諦めないでください。「あがり症を克服する方法」はあります。
「ヘェ〜!あがり症を克服する方法なんかあるの???私も知りたいわ!結婚式のスピーチで緊張してしまって、もう全く覚えてない!!!恥ずかしい思いしたの。
経験がないと緊張しますよね!意外に緊張する人は多いのです。ちゃんとメカニズムから説明していくので「安心してくださいね」!
そもそも、なぜあがるのか?
実は、日本人の8割〜9割の人が人前で緊張するのだそうです。
個人差はあるにせよ、ほとんどの人が「あがる」「緊張する」のです。
では、なぜ?どんな時に?人は緊張するのでしょうか?
大勢の前で「スピーチ」や「挨拶」をする時
発表会や大事な試合、演奏会など
大事なプロジェクトのプレゼン
初対面の人と話す時
などなど、様々な状況で人は緊張し「あがる」訳です。
不安や緊張を引き起こすのは脳の扁桃体という部分です。
また、血液中のノルアドレナリンによって緊張状態を引き起こします。
人は誰でも緊張すると、交感神経が優位になり興奮状態になります。
まずは、誰でも緊張する!自分だけじゃないんだ!と思いませんか。
今回は、「スピーチ」、「プレゼン」にスポットを当ててご説明していきます。
真面目な人
ちゃんとできるかな?上手くいくかな?
と思う人は真面目な性格の方が多いようです。
日本人は真面目な人種と言われます。A型の人も多いですね。
なんで自分がこんな思いしないといけないんだ!と思える人なら、そもそも緊張もしないでしょう。
責任感があるから「緊張する」「あがる」わけです。
しかし、真面目は良いことです。
対処法を知ってプラスにしていきましょうね。
自分を良く見せようとする人
こちらは、意外と多いようですね。「自分を良く見せようとする人」
しかし、こちらはしょうがないですし、良いことじゃないでしょうか?
みんな上手くやりたいですよ!
よかったよ!と言われたいですよ!
注意したいのは、あまり自分にプレッシャーをかけ過ぎない事です。
適度な緊張感は必要ですし、緊張と、経験と成果で人間は成長していきます。
緊張のない世界は「感動」や「喜び」も無いかもしれません。
克服法は人それぞれ違うかもしれませんが、知っておくと「もっと上の自分」が見えるかもしれません。
世界の一流選手だって初めは、いえ今でも「緊張する」かもしれません。
人と話すのが慣れていない
自分は人と話すことが苦手
そういう方もいらっしゃると思います。
その場合は、「スピーチ」「プレゼン」「発表会」と分けて考えていただきたいです。
申し訳ありませんが、今回は少し話が別です。
「人と話すのが苦手」は悪いことではありません。ですが、今回は相手を人とは考えない方が良いかも知れません。
※人と話すのが苦手な方が「自分を良く見せよう」などを、一番初めに考えない為。
話し下手でも一流選手はたくさんいます。むしろ多いかも知れません。
こちらの理由は、考えすぎない方が良いと思います。
あがった時に起こる体の反応
- 心臓がドキドキする
- 呼吸が速くなる
- 口が渇く
- 手のひらに大量の汗をかく
- 脇汗がすごい
- 筋肉がこわばる
自分だけじゃない!と思うことが大切です。
みんな口が乾くんです。ドキドキするんです。
対処法
対処法を知っておくと、まず安心します。
次に、練習と思ってください。みんな初めは緊張するんですから!
呼吸法
呼吸法はよく言われています。効果もあります。
- 胸を張り、肩を大きく上げながら、思いっきり息を吸う
- 「フゥ〜っと!」緊張をほぐすのを意識しながら、ゆっくり吐き出す。
- 数回、これを繰り返す。
脳は自分でコントロール出来ません。
しかし「呼吸」は自分でコントロール出来ます。
息を吸う事で心拍数は上昇し、吐くと下がります。呼吸をコントロールする事で心拍数をリラックス状態に持っていくことが可能なのです。
心拍数が下がってくると、心臓のドキドキもおさまってきます。
意識を「呼吸」に持っていくのも大切です。
落ち着こうとすればするほど頭では考えてしまいます。
「呼吸」をきっかけに体の反応、脳の意識を変えるのです。
普段から「呼吸法」をトレーニングしておくとさらに良いです。
リラックス方
リラックスすると緊張はほぐれてきます。
では、リラックスはどのようにしたら良いのか?
まずは「筋肉のリラックス」
- 手を前に出して拳を握りしめる
- 前腕に力を入れる
- 今度は腕の全体に力を入れる
- 腕を胸に引き寄せる
- 腕を左右に開く
- 一気に力を抜く
- 数回繰り返す
筋肉のこわばりも自分でコントロールできます。
こちらも意識を脳ではなく、筋肉をリラックスするという方向へ向けさせる理由もあります。
緊張から意識を他のことへ向けるのですね。
脳を鍛える
脳は、意外と単純です。
コントロールはできないと言われていますが、騙されやすいのです。
慣れてくるのです。
嫌なことでもちゃんと脳は忘れるように出来ています。
マイナス思考に考えると、脳もマイナスになってしまいます。
スポーツ選手も「イメージトレーニング」で脳を鍛えていると言われています。イメージを繰り返し、脳を騙して慣れさせるのです。
少しずつかも知れませんが、体を鍛えるように「脳も鍛えれる」ことを意識してみましょう。
上手くやろうとしすぎない
初めは無理かも知れません。
なんども言いますが、誰だって「良かったよ!」って言ってもらいたいです。
しかし、人生が終わるわけではありません。
失敗したことを、笑える日が来ます。
そうやって人間は成長していくことを「今」少しだけ覚えていてください。
とことん練習する
徹底的に練習しておくのは良い方法です。いわば「リハーサル」です。
これでもか!というくらい練習する!
準備不足は「不安」になります。
「スピーチ」や「プレゼン」などでは、第三者に実際聞いてもらう!。
もしくは自分で録画して、何度も見返す!納得がいくまでとことん!!!です。
実際の衣装や、靴など本番さながらにやった方が良いでしょう。
本番で「あれ?何か違う!」と思わないで良いようにです。
これだけやったら大丈夫!
と、自分が納得するまで行うことをお勧めします。
「スピーチ」と「プレゼン」は少し違います。
結婚式などの「スピーチ」は原稿を全て読めば良いかも知れません。「プレゼン」は相手がいますし、質問もあるかも知れません。
しかし、「大丈夫かな?」という緊張状態で前日、前々日と過ごすよりも、「これだけやって、失敗したらしょうがない!」状況を作る方がはるかに今後に繋がります。
自分に言い聞かせてください。
イチローも初めは緊張していたはず!と、、、
まとめ
他に「スポーツ選手」はガムを噛んだりしますが、それも集中力を高めるためですね。
タブレットを噛むなども効果があるようです。
自分なりのリラックス方法があるかも知れません。
上記と合わせて試してみてください。
ただし、無理な緊張、ストレスはよくありませんので、向上心の範囲でお願いします。
個人的見解ですが、繊細な人は「緊張しやすい」です。ですが「思いやり」が人より多いだけだと思います。
誰でも初めは緊張する
そう思いましょう!
それでは良いライフスタイルを
cocokara編集部 mami-net
社会不安障害(対人恐怖症)など病気の場合は上記とあてはまりません。